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#4 URBAN SPORTS STREET SHIBUYA〈1〉

  • 執筆者の写真: URBAN SPORTS STREET SHIBUYA
    URBAN SPORTS STREET SHIBUYA
  • 5月12日
  • 読了時間: 8分

更新日:5月20日


渋谷のラジオ 2025年3月放送「URBAN SPORTS STREET SHIBUYA」(前半)


ゲスト:長田新子さん(一般社団法人渋谷未来デザイン 事務局長/業務執行理事)


パーソナリティー(聴き手):島田亜紀恵


※記事の内容は放送時のものです。



カルチャーがつながって新しいものが生まれるのが渋谷


ーー一般社団法人渋谷未来デザインについて、どんな活動をしているのか教えてください。

私たちは2018年に設立された渋谷区の外郭団体です。渋谷区が主体的に作った産官学民連携プラットフォームとして機能しています。産官学民で共創することで、その街だったり社会に対して、より良い生活だったり、皆さんにとって本当により良い活動がもっともたらされるというふうに思っており、我々はそういうような皆さんからのリソースをもっといい形に作り上げるようなプロジェクトを運営している団体です。

主にフォーカスしているのが、やっぱりカルチャーなんですね。あともう一つがソーシャルイノベーションということで、やっぱりそういうコミュニティだったり、カルチャーの大切さっていうのを、渋谷ならではの形でどんどん生み出しながらも推進していきたいというふうに思っています。


渋谷は本当にダイバーシティ。街を歩いていても、本当に多様な人たちがいる。一つのカルチャーだけではなくて、福祉もそうだし、アートもそうだし、スポーツも、ファッションも、音楽も。やっぱりそういう様々なものが生まれる街であってほしいということと、あとは、それぞれが横につながったり、あるいは、つながって新しいものが生まれるっていうことをどんどんバックアップしていくことも大事。そういう街が渋谷であってほしいなというふうに私も思っています。




地域で根付く部活動=「ストリートスポーツクラブ」


渋谷区は、2021年から、部活動改革プロジェクトの一環として、一般財団法人渋谷区スポーツ協会と連携し、地域クラブ活動「渋谷ユナイテッドクラブ」事業を展開しています。

その中で2025年3月、新たなクラブとして、渋谷区在住の小中学生を対象とした「渋谷ユナイテッド ストリートスポーツクラブ」が設立されました。



ーー渋谷ユナイテッドクラブでストリートスポーツクラブが始まることになった背景を教えてください。

ストリートスポーツって、例えばスケートボード、ダンス、ダブルダッチ、パルクールだったり。我々は2018年から次世代に向けたストリートスポーツを通じたマナー(啓蒙)、交流、振興みたいなものを、ずっとイベントだったり、あるいは学校に行って教えたり、そういう活動をしてきたんです。それを「NEXT GENERATIONS」って私たちは呼んでいるんですけども。そのような活動を7年間やってきて、やはりオリンピックの種目になったスケートボード、ブレイキンの存在ってすごく子ども達にとって大きいなというのを感じてきた中、もっと皆さんに知ってもらう、あるいは皆さんに体験してもらう、そんなことを私たちはやりたいと思い、さらに、アスリートの気持ちや業界団体の気持ちを受け止めて、地域で根付く部活動というものを立ち上げることにしたというのが、今回のストリートスポーツクラブです。



ーー長田さんたち渋谷未来デザインがフィールドにしているこの「街」とストリートスポーツとのつながりは、やはり深いですよね。

そうですね。渋谷は、例えばラグビー場だったり、野球場だったり、サッカー場という大型の施設がない。けど、もう1つの渋谷の特徴は、ストリートですよね。なので、やっぱりストリートで生まれたこういうスポーツだったり、活動っていうものが、渋谷のまさに文化アセット(価値、財産)だと思ってるんですよ。そういう意味で私たちはこれをもっと区民の人たちにも伝えて体験してもらい、さらに、それが皆さんのシティプライドになるっていう、今回の趣旨はそんなことですね。



ーー先ほど「NEXT GENERATIONS」のお話もありました。この活動を渋谷未来デザインの皆さんが関わって行っているんですよね。

そうですね。「NEXT GENERATIONS」はまさに2018年から、イベントだったり、「NEXT GENERATIONS CHALLENGE」と言われている出張授業的な、子ども達に体験の場をつくるような活動だったり、あとはトップアスリートに対して、何かワークショップをやったりっていうことをやっていました。渋谷区民ではなくて全国からの子どもたちが集まるようなコンペティションもやってきました。実はみんな渋谷に憧れて沖縄から北海道から、子ども達が年に1回集まって、そのコンペに参加するっていうこともしていて。そんなことをしている間に、スケートボードだったりブレイキンが五輪の種目になったりっていう流れもあって、非常にこの分野って熱い分野かなという風に私たちは思ってるんですね。なので、「NEXT GENERATIONS」が土台となって、今どんどんそれが広がって、次に繋がっているっていうのが一つ(の意義)なんですが、

あともう一つが、実はこの競技ってもともと、どちらかというとあまりいい印象がないんですよ。バスケットボール禁止エリアも多いし、ダンスも、もともとビルでやっていたものが「やらないで」みたいな、やっぱりマナーに関するいろんな禁止事項が出てきた、っていう背景があるので。実はそうではなくて、次世代を通じて、その良さやマナーもみんなで知りながら、みんなでそういう場作りみたいなものをやる、っていうのも「NEXT GENERATIONS」の意義ではあったという感じです。


まさに7年間で私が思ったのは、最初の頃は、やっぱりイベントに関して皆さんちょっとネガティブなイメージがあった、っていうのがあります。音の問題とか、色々あったと思うんですけども。でも徐々にやっぱり子どもたちがすごくキラキラ活躍しながら一生懸命やっている姿を見て、最近だと商店街の方はすごくそういうものに対して、もっと後押ししようみたいな気持ちになってきた、っていうのがあるので、周りの方の環境も変わってきたっていうのが、私は、渋谷ならではの良さかなと思っています。




場の活用やスポーツのしやすさにもつなげていく


ーー「渋谷ユナイテッド ストリートスポーツクラブ」には渋谷区在住の中学生と小学5年生、6年生も参加できるんですね。

そうですね。小学校高学年から参加してもらえるっていう感じですね。

まさに、渋谷区スポーツ協会とか、渋谷ユナイテッドがやっている、地域での部活動ですね。その一つのモデルケースになればいいなという風に思っていて。

あともう一つの課題は、やっぱり渋谷区の公立の小中学校って、1クラスしかない、2クラスしかない、みたいなところが結構多いと思うんですよね、1学年。そうなると、部活動って、昔の私の感覚だといっぱい学校で作れたのが、そんな感じにならない、っていう状況があるので、地域の中でこういう部活動をつくってみんなで一緒にチャレンジするっていう、そういう意味での、小学校と中学校も一緒になってやる、っていうのが新しいモデルかなというふうに考えています。



ーーストリートスポーツクラブで取り組める競技の種類はいくつかあるのでしょうか ?

まず4競技から始めます。スケートボード、ブレイキン、ダブルダッチ、フリースタイルフットボールから始めて、もっと新しいものにチャレンジしたいとなった時に、さらに新しいものも増える可能性があります。基本的には皆さんに全競技体験してもらいたいと思っていて。これ国の政策とかスポーツ庁も言っているんですが、実は子どもたちが一つの競技に偏りがちなんですよね。1個習うとそれに行く。部活動も1個だけしかできない。ただ海外はいろんなものを体験できて、最後に本当に自分が好きなものを突き詰めたいとか、あるいは春と夏とで分けてやりたいとか。今回のユニークさっていうのは、複数の競技を体験できるっていうのが、ストリートスポーツならでは。同じ場所で、複数の競技が体験できます。

それぞれ、業界の団体から人が派遣されたりとか、そこのトップクラスで教えるような人材を私たちもこれからつくっていったりということで、それぞれの分野のエキスパートが教えてくれます。



ーーこれからアーバンスポーツ、ストリートスポーツを通して、渋谷という街がこうなってほしいとか、何か思っていらっしゃることありますか ?

渋谷といえば、やっぱり本当に個性とか自己表現、みたいなところがあると思っています。ストリートスポーツもそういう多様性みたいなものと自分らしさっていうのとをすごく大事にしてるので、ぜひこれを通じて、いろいろと皆さんから学びもあるし、横のつながりもあるし、あともう一方でこのストリートスポーツってどこでもできるっていうのがあるので、そういう意味では、場の活用だったり、スポーツのやりやすさとか、そういうようなことも、私たちはこれを通じてつくっていけたらいいなというふうに思いますので、ぜひ、お子さん、もっと自分にチャレンジしたいなという方がいたら、ご参加いただけたらいいなという風に思っています。


代々木公園神南一丁目地区(代々木公園 BE STAGE)だけじゃなくて、他のエリアでも何か活動したいなという風に思っていますので、自分たちの場所を使ってもいいよという方がいれば、ぜひご連絡いただけたらと思います。子どもたちに場所をぜひどんどんオープンしていただけたらというふうに思っています。




トーク全編はポッドキャストでお聴きください

後半は、ストリートスポーツクラブ全体のコーディネートを担当するプロダブルダッチプレーヤーのKEITAさん(REG☆STYLE)へのインタビューをお届け。





関連ウェブサイト

一般社団法人渋谷未来デザイン

渋谷区スポーツ協会 ストリートスポーツクラブ

NEXT GENERATIONS


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